まず、Google Workspace（旧G Suite）(2016年9月にGoogle Workspace（旧G Suite）から名称変更）は100%ウェブのアプリケーションです。

他者のグループウェアはもともと、オンプレミス（自社サーバなどにソフトウェアをインストールして運用する方式）型のサービスを、クラウドで利用できるようにしたものが多いですが、Google Workspace（旧G Suite）は最初からクラウドで利用する事を大前提として開発されたサービスです。

これにより、クラウド（ブラウザ上）での動作スピードは他社のグループウェアと比較しても快適で、スマートフォンなどのパソコン以外のデバイスでの利用も、特別なアプリのインストールが不要だったりと幅広く対応しています。

この特徴から、インターネットに接続さえできれば、いつでもどこからでも利用できるので

ワークスタイルにとらわれず効率アップを図ることが可能です。

また、他の特徴としてメールサーバもGoogle Workspace（旧G Suite）では提供される点です。

他社の有名グループウェアでは、メールサーバは別サービスを用意する必要があります。

グループウェアにはあくまでメーラーとしての機能ですので、グループウェアだけではメールの送受信はできません。

その点、Google Workspace（旧G Suite）ですとメールサーバの提供がありますので、別途レンタルサーバなどを契約せずともメールの送受信が自社ドメインで可能となります。

もう一点、Google Workspace（旧G Suite）の特徴としては豊富なディスク容量です。

Google Workspace（旧G Suite）のBusiness Starterプランでは1ユーザーに30GBという大容量が確保されています。

他社グループウェアですと、このディスク容量が１GBだったり、会社単位でディスク容量を割り振るものがほとんどです。

そんな中、一人ひとりに30GBを確保されているというのはGoogle Workspace（旧G Suite）の大きなメリット、特徴と言えるでしょう。

なお、逆にGoogle Workspace（旧G Suite）ではディスク容量を会社で振り分けたり分け合うことは出来ません。

このように、他社のグループウェアと比較すると、動作環境・メールサーバの有無・ディスク容量の大きさと 大きく挙げてこの３つが挙げられます。

あえてGoogle Workspace（旧G Suite）の他社グループウェアと比較したときの劣る点としては、「グループウェア」としての機能の豊富さです。

日本においてグループウェアでイメージされる機能としては「掲示板」「ワークフロー」「タイムカード」などがありますが、このような機能はGoogle Workspace（旧G Suite）にはありません。

アドオンサービスを別途契約することで、機能追加することは可能ですが 標準機能としては存在しません。

どの点に重きを置くかによって、選択肢は変わってきます。

もし、いくつかのグループウェアで比較、悩んでいるなど有りましたら、お気軽にシステムクレイスにお問い合わせください。