GMailには正式リリース前の試験段階の機能を提供するGMail Labsというサービスが有ります。

このGMail labsを有効にすると、標準では利用できないGMailを便利にする機能を利用することが出来ます。

追加料金などは発生せずに自由に利用可能ですが、あくまでリリース前の試験機能となりますので、予告無しで機能がなくなったり、内容が変更されることも有りますのでその点は予め把握している必要があります。

【Labsの設定方法】

1.GMailの受信トレイにアクセスする

2.設定画面を開く

3.メニューバーから「Labs」をクリック

4.利用したいLabs機能を「有効にする」

5.「変更を保存」

なお、Gmail Labsでは以下のような機能を利用することが出来ます。

・Googleカレンダーガジェット 　

Gmailの受信トレイ上にGoogleカレンダーを表示することが出来ます。

・プレビューパネル

Gmailは通常、受信メールのタイトルをクリックすると、該当メールの本文に遷移しますが、これをoutlookなどのメーラーのように画面遷移せず同画面内で本文を閲覧することが出来ます。

・マルチ受信トレイ 　

受信トレイ内に任意のメールグループリストを表示することが出来ます。 　

例えば「スター付き」「下書き」などのほか、ある特定のキーワードに当てはまるメールデータのみを表示するなど、メールの仕分けにおいても活用が可能です。

・返信定型文 　

ある定形が決まったメールの送信時などに、あらかじめ定型文を登録しておき、1クリックで定型文を呼び出すことが出来ます。 　

毎回メール作成時に同じ文章を作成する必要がないので、作業効率向上となります。

このように、本来はメーラーソフトを使わないと利用できないような機能をGMail上で利用することが出来ます。

GMailの最大の長所は、検索やメールチェック時の快適な動作スピードですので、その長所を残したままメーラーソフトのような便利さを、このGmail labsでは追加することが出来ます。