Google Workspace（旧G Suite）で外出先からでも仕事ができるようにしている企業は近年非常に増えてきています。

大企業においても中小企業やスタートアップ企業においても、その規模に関係なくGoogle Workspace（旧G Suite）で業務の効率化を成功させている企業はたくさんあります。

なかでも、スタートアップ企業や人数が少なく情報システム部などが存在しない（兼任で社内のシステムを管理している）場合などに、Google Workspace（旧G Suite）は非常にメリットが有ります。

その理由として、まずGoogle Workspace（旧G Suite）には専用のサーバーなどを社内に設置する必要が有りません。

Google Workspace（旧G Suite）は100%ウェブのアプリケーションですので、サービスの稼働やデータの管理などをすべてGoogleが管理を行っています。

Googleが管理する非常に強固なサーバー上で稼働・管理されているので、社内にサーバーやそれを管理する人員を設ける必要が有りません。

この部分でスタートアップ企業や中小企業には大きなコストカットが実現できるといえます。

ふたつ目の理由として、Google Workspace（旧G Suite）を利用するうえで、ソフトウェアのインストールやセットアップ作業などが不要であることです。

従来のオンプレミス型のサービスですと、ソフトウェアを各ユーザーのパソコンにインストールし初期設定などを行わなくてはいけません。

しかし、Google Workspace（旧G Suite）の場合一つ目にも書きましたが、100%ウェブのアプリケーションのためブラウザでGoogle Workspace（旧G Suite）にログインさえすれば、常に最新の状態のサービスを利用することができます。

この点も、オンプレミスの場合ですと非常に面倒な管理が必要となってきますので、大きなメリットになると考えられます。

ただ、個人が所有しているモバイル端末やタブレットなどでGoogle Workspace（旧G Suite）を利用する場合には注意が必要です。

インターネットに接続さえできれば、どんな端末からでもGoogle Workspace（旧G Suite）にアクセスができ、データの閲覧や保存ができてしまいますので、該当の端末を盗難・紛失してしまった場合などにGoogle Workspace（旧G Suite）のデータも漏えいしてしまう危険があります。

この場合は、Google Workspace（旧G Suite）のリモートワイプ機能を使ったり、アクセス制限を設定できるアドオンを導入するなど 回避策はそろっています。

Google Workspace（旧G Suite）をはじめとするクラウドサービスはその柔軟な機能性がゆえ非常に便利な半面、ユーザー側にも最低限のリテラシーが求められますのでその点は注意が必要です。

その点さえ抑えておけばGoogle Workspace（旧G Suite）は業務効率化間違いなしの非常に便利なグループウェアとなりうるでしょう。